小学生の頃はそんなに自分の家が貧乏だとは思わなかった

73 名前:大人の名無しさん 投稿日:2001/07/17(火) 02:49
小学生の頃はそんなに自分の家が貧乏だとは思わなかった。 
親が無理して私立の中学校に通わせてくれるようになってから 
同級生と違うんだなぁと思うようになった。 
いちばんのコンプレックスのタネは「家」。 
ウチは商売をしていたけど、その2階に一家6人で住んでいた。 
12畳ひと部屋で、タンスや2段ベッドがあって、子供の勉強机が3つ。 
妹には机を買ってやれなくて、本棚がひとつ。 

部屋の角の半畳分に俺の机があり、カーテンでしきっていた。 
ウチのすぐ裏は国鉄の線路。前は国道。 
電車と車の騒音、それからテレビを見て笑っている家族の声に悩まされ 
勉強どころではなかった。 
無理して学校に行かせてもらっているのがわかっていたから 
親には文句を言えなくて、悶々としていた。 
同級生を家に呼んだこともなく、俺も行ったことがない。 
(行ったら今度は呼ばなくてはならないから) 
入学早々いきなり勉強につまづいて、 
成績がなかなか上がらなかったけど、 
まともに勉強できるような環境じゃなかった。 

とにかく家がほしい、大人になったら家を買って、 
自分ひとりの部屋をもつんだと思っていた。 
で、6年前に念願のマイホーム購入。 
両親と一緒に住んでいた。 
もっと親孝行しようと思っていたのに母が亡くなった。 
この家をずいぶん気に入ってくれていたのに。