不登校

それを母がひいばあちゃんに相談した。2人だけ私が学校に行ってないことを知ってい
た。

学校に行けなくなって半年、ひいばあちゃんが足の手術と心臓の検査の為、入院した。私
は2日に1回くらいのペ-スで病院に通い、小さな背中を拭いてあげた。

2ヶ月弱で退院して、元気になった。笑顔だったから、元気に見えただけかもしれない。
退院後すぐ、ひいばあちゃんが田舎にある親戚の家に住む事が決まり、新幹線の見送りに
東京駅に向かった。何故か泣いてしまった。もう会えないような気がしたから…。

私が不登校になってちょうど1年たったとき、ひいばあちゃんが亡くなったと言う連絡が
届いた。死因は大動脈りゅう破裂。即死だったらしい。聞いた瞬間涙が出なかった。ぽっ
かり穴があいたように、ただぼ-っとしていた。
遺体をみた時も、お葬式のときも涙が出なかった。

ひいばあちゃんが死んで5ヶ月後、高校に入学した。偏差値の低いバカ学校だけど、それ
でも入学出来た。
ひいばあちゃんが1年前に言ってた言葉をひとつずつ思い出した。

「このままじゃニ-トになっちゃうよ」
「ママを苦しめちゃだめだよ」
「高校合格したらお祝いしてあげるからね」

後悔した。なんで生きてる間に学校行ってなかったんだろう?ひいばあちゃんは、私の心
配だけじゃなくて母の事も心配してた。母と喧嘩したとき、一番に側にいてくれたのは、
ひいばあちゃんだった。
私は何も恩を返してない…。

今声が届くなら、ちゃんと言ってあげたいな。「学校行けるようになったよ!」「高校合