ばば

ちょっとでも母が長く出掛けていたりするとよく泣き出していた私を二人はいつも慰めて
くれました
じじがオセロの相手をしてくれたり、ばばはアンパンマンのセーターを作ってくれたり温
かい二人でした
でもある日の日曜、次の日も学校だという事で私は母に連れられて帰ろうとした時、じじ
が珍しく「明日は学校休んで今日は泊まれ」と言いました。しかし母はもちろん許さず私
は帰りました。
次の日じじは心筋梗塞だかで死にました。
淡々と葬式をあげました。
ばばは1人になりました。
そして一年くらい経った後ばばは痴呆症になりました。
そして私の叔母の家に預けられました。叔母は離婚しており夜スナックで働くという状
況、息子は大学生。でばばは外に出歩かないよう1人で家に閉じ込められていました。
どんどん痴呆は悪化ししまいには窓から警察に助けを呼んだりし、警察のお世話になった
りし結局は私の家に来る事になりました。
数年ぶりにばばに会えるのでとても楽しみにしていました。
久々に会ったばばはガリガリに痩せこけ自分の事もわからず、ただただ挙動不審な行動を
とっていました。