してやったり

167 名前:ほんわか名無しさん[] 投稿日:2008/02/03(日) 01:36:12 0
この間の友人(新郎の方)の結婚披露宴。
もうこの先こんな披露宴は見る事はないだろう。

タイムスケジュールも最後の方、新婦の父親のスピーチ。

「明子。明子が生まれてすぐ、お前のお母さんは病気で亡くなりました。
お前は母の顔は写真でしか知りません。母親の声も知りません。
母の愛情も知りません。
片親でつらい思いもしただろう。
それでも父の私に文句一ついう事も無く、明るくて素直で思いやりのある子に
育ってくれた。
本当に手がかからない子だったし、よく家事もやってくれた。
相手にも恵まれて、幸せになってくれてお母さんも喜んでくれてると思う。

最後にお前に謝ることがある。
明子に25年間隠していたものがある。いつか嫁に行くときに見せてあげようと
思ってずっと取っておいた物だ。」

・・・そして古ぼけたブリキみたいな箱からとりだした1本のビデオテープ。
会場のセットで再生・・会場ザワザワ・・・

そこにはベットの上で笑顔で赤ちゃんを手にする母親の姿。
そう25年前の新婦と母親。
母親の笑顔のなんと神々しい事。まさに聖母の如く・・

はじめて見る母親の姿に新婦どころか全員が嗚咽だったよ。
とくに新婦はもう見ていられなかった。
そしてしてやったりの新婦の父。あの人だけは泣く事もなく、
淡々としてたんだよなあ。そこがまた泣けるんだけど。