嘘の訳もちゃんと確かめてたら良かった

私には付き合って1年の彼氏がいました。
その彼氏(Sとします)は持病をもっていて、心臓が悪かったです。
一緒にご飯を食べていると胸を押さえて苦しがったり、たまに倒れたり、何度もキツいと言いました。私はそんなSに何もしてあげる事が出来ずにいました。「大丈夫?」とか何の根拠もない事しかいえずに、悔しく思う毎日でした。
そして冬になり受験生である私達は勉強ばかりで連絡も取らなくなりました。Sと私は受験が終わったら必ず連絡するからと約束し、勉強に励んでいました。
Sは頭が良くレベルの高い高校を目指していました。ある時そんなSが推薦を受けていたという噂を耳にしました。SにLINEし、高校どうしたの?と聞きました。するとSは「○○高校目指して頑張ってるよ」と答えました。何で、嘘をつくんだろう。それに、推薦を受けたその高校はレベルが低い商業科。何を考えてるの。私はSともめ嘘をつかれた事に腹を立てSと別れました。そして、Sの事を気にすることも思い出すことも無く普通に過ごしました。
しばらくしてからSからLINEがきました。

パパ。ママ

いつの間にか。。パパは家から実家に移り住んだ。相談したってパパは言うけど、相談されてないよ?
うちが17歳とか微妙な年齢だったから言いづらかったのかな。でもママとは話すべきだったと思うよ?

なにがあってもママはパパを信じてた。支えた。兄弟が病んで看病が必要だったとき、毎日1人で泣くママをあたしだけは知ってたよ。パパに相談したけど、パパは何故か逃げた。

いつか、親父の癌を治せるように。

高校1年の夏休み、両親から「大事な話がある。」と居間に呼び出されたんだ。親父が癌で、もう手術では治りきらない状態であると。

暑さとショックで、頭がボーっとしてて、変な汗が出たのを憶えている。
当時、うちは商売をしていて、借金も沢山あった。

親父が死んだら、高校に通えるわけがないことは明白だった。

ありがとう・・・?

もう2年も前の話になる。
その頃俺は医学生だった。彼女もいた。
世の中にこれ以上いい女はいないと思うくらいの女だった。

しかし、彼女は若いのにもかかわらず、突如として静脈血栓塞栓症でこの世を去った。
その時の自分はたぶん相当精神不安定に陥っていたと思う。

天国でも携帯電話が使えると良いなぁ・・・

妹が亡くなって2年の歳月が流れました。
妹からの最後のメールを見て命の尊さ、居なくなって残された者の悲しみがどれほど苦痛か・・・
白血病に侵され、親、兄弟でも骨髄移植は不適合でドナーも見つからず、12年間苦しむだけで短い生涯を終えた・・・
14才でした・・・。